ARTcollectors' in Asia

第二回HUGO BOSS ASIA ARTにマリア・タニグチが受賞

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Category: news

左からLarys Frogier(Director of Rockbund Art Museum)、Maria Taniguchi、Marc Le Mat(Managing Director of HUGO BOSS CHINA RETAIL CO. LTD)

11月26日に、上海のRockbund Art Museum(RAM)とファッションブランドのヒューゴ・ボスが主催する第2回「HUGO BOSS ASIA ART」の受賞者を発表。6名のノミネート・アーティストから、フィリピン出身のマリア・タニグチ(Maria Taniguchi)が選ばれ、賞金が30万元(約575万円)。また、マリアを含め、Guan Xiao(中国本土)、Huang Po-Chih(台湾)、 Moe Satt(ミャンマー)、Vandy Rattana(カンボジア)とYang Xinguang(中国本土)6名のノミネート・アーティストによる作品展は2016年1月3日まで開催されている。

RAMでの作品展示風景。左側はペインティングシリーズ「Untitled」、通路には新作の「Untitled (ram dram sram)」、右側は映像作品の「Figure Study」。

「Untitled」の細部

マリア・タニグチは1981年にフィリピンのドゥマゲテで生まれた。ロンドンのゴールドスミス・カレッジを卒業、現在はマニラを拠点に活動している。

マリアの絵画、彫刻や映像作品から、彼女が形式への執着が分かる。単色でレンガを描いた「Untitled」シリーズを制作するのに、密な時間と労力を費やし、映像作品の中カメラの使い方や被写体の状態には一定のリズムとバターンが感じられる。マリアはそのようなロジックやパターンを通して、物質文化、科学と自然の知識と経験をつなぐと同時に、それらが存在する空間と時間、社会と歴史の環境も観察している。また、フィリピンの疲弊した社会政治情勢や経済状況にいる自分の経験も、コンテンツのひとつとして作品に取り入れた。

Figure Study, 2015, Single-channel HD video, black and white, sound, 2’40”

I See, It Feels, 2015, Single-channel HD video, color, silent, 7’30”

「HUGO BOSS ASIA ART」は35歳以下の新鋭作家を発掘し、アジアから生まれる新たな芸術創造やクリエイティビティを表彰する隔年に行われる美術賞。第2回は国際審査員が33名のアーティストから6名アーティストをノミネートし、10月30日から2016年1月3日まで、上海のRockbund Art Museumで作品展を開催。

HUGO BOSS ASIA ART 2015

会期:開催中〜2016年1月3日(日)

会場:Rockbund Art Museum

(上海黄浦区虎丘路20号)

http://www.rockbundartmuseum.org/en/

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