ARTcollectors' in Asia

アイ・ウェイウェイ、三つの新作展が北京で開催

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Category: exhibition

Ai Weiwei Portrait, Credit Gao Yuan

中国現代美術家・キュレーター・建築家・文化評論家・社会評論家であるアイ・ウェイウェイによる3つの新作展は北京798芸術区と草場地芸術区で開催。6月6日から9月6日までにGalleraia continaとTang Contemporary Art Centerで開催する作家の同名展「アイ・ウェイウェイ展」を皮切りに、アイ・ウェイウェイの中国国内初の新作個展が次々とスタート。同じく798芸術区にあるMagician Spaceで、「AB BLOOD TYPE」展が6月8日から8月9日までに開催。最後にはアイ・ウェイウェイが建築デザインをした草場地芸術区にあるCHAMBERS FINE ARTで「Ai Weiwei:Tiger,Tiger,Tiger 」展が6月13日から9月6日に開催。

Wang Family Ancestral Hall, 2015, Over 1,300 pieces of various wooden building elements from late Ming Dynasty (1368-­‐1644) with original carvings and painted replacements, 2100 x 1680 x 942 cm

Colored Mirror, 2015, Mirror in rosewood frame from Qing Dynasty (1644-­‐ 1912), paint

Installation View at Tang Contemporary Art Center

中国人キュレーター兼批評家の崔燦燦(ツイ・ツァンツァン)がキュレーションを担当するアイ・ウェイウェイの中国初の新作個展「アイ・ウェイウェイ」展は、798にあるGalleraia continaとTang Contemporary Art Centerで開催。隣同士である2軒のギャラリーに、明朝に江西省のある村で建てられた祠堂を再現した。一つの作品が二つの空間に設置されることは、単なる作品の展示だけでなく、展示空間を見る人が作品に介入する場にさせた。一つの空間では作品の全体が見れず、観客が展覧会で得られるのは作品のビジュアル的な印象と、そこにある「社会的状況」に参加する経験。また、この状況に置かれた建物も本来の用途が失い、新たな形と意味が生まれる。

Installation View at Magician Space

iron grass on the ground

6月8日から、同じく798芸術区にあるMagician Spaceで開催する「アイ・ウェイウェイ個展 AB BLOOD TYPE」では、中国初公開となるシリーズ作品を展示。ギャラリーの壁は警告を示す黄色に塗られ、地面には数百本の「鉄草」が貼られている。その上に、十数個のステンレス鋼のハンガーでつなぎ合わせたインスタレーション作品が吊られている。草とハンガーがよくあるものですが、作家はこれらを使って日常生活中の情景を投射し、新たなエネルギーと意味を与える。

Tree, 2015, Tree sections, steel, 735 x 707 x 690 cm

Tiger, Tiger, Tiger, 2015, 3,025 Porcelain shards with tiger motif, Dimension variable

Bicycle Basket with Flowers, 2015, Porcelain, 20 x 37 x 34 cm

16th June's Twitter(本文:2013年11月20日から、私は毎朝、草場地258号のスタジオの門外にある自転車のカゴに花束を置いています。この活動は私の自由に旅行できる権限が戻してくれるまで続きます。第565日、2015年6月17日)

そして、アイ・ウェイウェイが2007年に建築デザインをした草場地芸術区にあるCHAMBERS FINE ARTでは「アイ・ウェイウェイ:タイガー、タイガー、タイガー」展を6月13日から開催。ギャラリーの敷地に入り、まず庭の真ん中にある大きな木が見える。この木は、アイ・ウェイウェイが各地で集めた古い木の枝、幹と根を中国大工の伝統技法で組みあわせ、一本の立派な木を造り上げた。古くから中国人に愛される蟠龍の姿をする作品は、作家が数百、数千年の年月を経て、生きてきた古い木が持つ強い生命力への敬意でもある。展示室内では、水晶のキューブや磁器の欠片によるインスタレーション作品が展示されている。1立方メートルの水晶のキューブは、アイ・ウェイウェイが伝統を守株することへの疑問と、規定を破る試みである。3,000も超える虎やネコ科の動物の柄が描かれた青花磁器の破片を並びた「タイガー」という作品には、アイ・ウェイウェイが中国伝統磁器への愛と憎しみ、そして常にそばにいるネコたちへの恋しさが含まれている。

アイ・ウェイウェイ 展

会期:6月6日(土)〜9月6日(日)

会場:Galleraia contina、Tang Contemporary Art Center (北京市798芸術区)

http://www.galleriacontinua.com

http://www.tangcontemporary.com

アイ・ウェイウェイ:AB BLOOD TYPE 展

会期:6月8日(月)〜8月9日(日)

会場:Magician Space (北京市798芸術区)

http://www.magician-space.com

アイ・ウェイウェイ:タイガー、タイガー、タイガー 展

会期:6月13日(土)〜9月6日(日)

会場:CHAMBERS FINE ART (草場地芸術区)

http://www.chambersfineart.com

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